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2.SPを電気再生してみる
SPをとにかく電気的に再生するには、78回転を選択できるレコードプレーヤー或いはターンテーブルと、SP用のカートリッジが必要になります。
私が使用しているカートリッジは、オーディオテクニカの AT-MONO03/SP
という高出力タイプのMC型で、トランス等による昇圧をしなくても使用できます。
私の場合、 DENON の PRA-2000
というプリアンプの phono2
端子が高出力MCカートリッジに対応していて、スイッチによってインピーダンスを切り替えることができるので、ここに接続しています。
audio-technica AT-MONO03/SP |
DENON PRA-2000 |
実は、元々このPRA-2000というプリアンプには、当時オーダーすれば
AUX
でフォノ入力できるような仕様にしてくれるという、中々気の利いたサービスがありました。(もっとも、そのサービスを利用していたらCDの接続に苦労していたことでしょう)
marantz PH-1 \180,000._ |
驚くことに現在でも日本マランツ株式会社から発売されているフォノイコライザーアンプ
PH-1 は、カタログによると、何とSP用として SP 1/250Hz Flat(II),EUROPE
SP 2/250Hz 5.8KHz(III),OLD SP/Flat Flat(IV)
というモードが選択できる仕様です。これがあれば、万全の体制ということになるんでしょうが、この価格、なかなか手が出ません。
というわけで、電気再生した音声のサウンドサンプルをお試し下さい。
それぞれ、音声データは蓄音機のダイレクト録音と同じく ra/30sec./147KB
です。
I Won't Go On / Muddy Waters(CHESS 8732) | She's Got It / Muddy Waters(CHESS 8733) |
いかかですか?
一応 RIAA
補正のかかった音ですが、実際に聞いてもなかなかいい音で、当時の録音技術は予想より遙かによかったのでしょう。あたりまえのことですが、音質はさすがに鉄針録音とは比べものにならないくらいハイファイです。しかし、私はやっぱり蓄音機で再生したブルースに惹かれます。原音→盤の溝→鉄針→音という一番シンプルな経路で耳に届くというのが、ハイファイ云々を抜きにしてこの音楽のジャンル、時代にぴったりだと思うのです。