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No. |
Title |
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鉄針倶楽部準備室 |
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003 |
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−オーディオの小物(その2)− |
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King Crimson Covers |
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一応2回目ということなので、正式ページということにします。(^^;)
1.蓄音機の再生音をマイクロフォンで録音する。
前回は普段使用している蓄音機を紹介しましたので、今回は2号機を使って録音した音を紹介してみたいと思います。もちろん、よりいい音で聴きたければ、78回転に対応したターンテーブルがあるなら、そちらの方が適しているかもしれません。しかし、殆どのアンプではAUXへプレーヤーをつなぐことはできませんから、RIAA補正のかかった再生音になってしまいます。本来の音を楽しむなら、むしろ蓄音機の方が素直な音で聴くことができます。RIAA補正とは、ご存じの方も多いと思いますが、アメリカレコード協会(The
Recording Industry Association of America )が定めたレコードへの録音の規格で、一定の特性で、溝の振幅が大きくなる低域のレベルを低く、振幅が小さくなる高域のレベルを高く録音し、再生時には逆の特性を持ったフォノイコライザーを通して再生すると言うものです。この規格がない時代に録音されたSPをふつうに電気再生すると、それほどひどいとは思いませんが若干モコモコした音になってしまいます。 再生音を録音するといっても、マイクの位置、方向によって録音された音は大きく変わってきます。ここでは、いろいろな配置からの録音を試した結果、写真のように、振動板のある側から直接振動板からの音を拾わないようにオフセットして配置することにしました。実際には、この位置から聴くと正面で聴いているのとは若干違った音なのですが、今回は録音後のイコライザーによる補正はしないことにしたので、いろんな位置からの録音を比較した結果、実際に聞こえる音に一番近いと判断しました。 |
録音時のマイクセッティング |
録音に使用したマイクロフォン |
さて、能書きはこれくらいにします。音を聴いてみて下さい。
それぞれ、音声データは ra/30sec./147KB となっています。
I Won't Go On / Muddy Waters(CHESS 8732) | She's Got It / Muddy Waters(CHESS 8733) |
いかがですか? コンピュータ内蔵のスピーカーではちょっとつらいかもしれませんね。外付けのいいスピーカーをお使いの方はいかがでしたでしょうか? やはり、これは実際に蓄音機で再生した音を聴いていただきたい。アンプを通した音に負けないくらい、いい音ですし、音の迫力というか迫真性は蓄音機の方が上だと思います。