Home
What's New Steve Winwood Now Hear This! Yonin-Bayashi Special
M*C Connection KC Covers Katsutoshi Morizono Gong 2000 Links

This page has been accessed times since 02/01/1999


Index

No.

Title

001

David Allen & Gili Smyth Live At Pepperland

002

鉄針倶楽部準備室

003

−鉄針倶楽部(その1)−

004

−鉄針倶楽部(その2)−

005

−オーディオの小物(その1)−

006

−オーディオの小物(その2)−

007

−The Best Selection 1997−

008

−オーディオの小物(その3)−

009

King Crimson Covers

010 −The Best Selection 1998−
011 −The Best Selection 1999−
012 −The Best Selection 2000−
013 −The Best Selection 2001−
014 − 2002年前半ライブレビュー−
015 −The Best Selection 2002−

− The Best Selection 2003 −

ありがちなベストものです。
基本的には2003年にリリースされたものの中から選んでいますが、旧譜でも2003年に初めて聴いたものも含まれています。
掲載順は特に理由はなく単に思いついたものから書いてみただけで、順位ではありません。
去年はCDの購入量が激減しているの10枚選べませんでした。
決していいアルバムのリリースが少なかったからではありません。
一応第1版ということで、内容は今後変更、または追加するかもしれません。

Cover Image

Title, Artist
Label&Number

Comment

Now
Peter Frampton
Framptone Records 3321

2003年はベテランががんばってます。
ジャケットはすっかり枯れた感じでアコースティックギターの弾き語りか、 と思わせますが、中身はバリバリのロックサウンド。
風貌は去年のベストで紹介した99年のビデオからは信じられないくらい老けてきましたが、 声は変わらず若々しいし、ギターも太いサウンドでバリバリに弾きまくります。
曲もポップかつロックンロールで今回はどことなく60年代風な音も盛り込んでます。
While My Guitar Gently Wheeps やってますが、マイナー調の曲ではどことなく ビートルズの雰囲気をもっている印象。

Jeff
Jeff Beck
Epic EK 86941

1999年のWho Else! からのデジタルロック路線の延長線上にある音ですが、ますます磨きがかかった というか路線を推し進めた音。
聞き比べると、Who Else! はすっかり過去のスタイルのように感じられます。
このアルバムではバックの音は細切れのサウンドデータとして扱われ、まるで Sonic Foundry の ACID Musicで作っているかのよう。(実際そうかも)
更に、Jeff Beck のギター自体も細かいフレーズごとにサンプリングして合成された ような雰囲気。
年齢とともに益々斬新で刺激的な音になってくるのが凄い。
今回はボーカルのサンプリングが多く、まったくのボーカルものっぽい曲もあります が、いずれもサンプリングした音の使い方がうまくて、ステージでも問題なく再現 できるでしょう。
いつ来日するんでしょうか?

Steve Winwood
About Time
Wincraft Music WM0001

ウィンウッドはハモンドに徹してます。
隙間のあるバンドサウンドはまるでトラフィックと言ってもいいでしょう。
ヒット作 Back In The High Life 以降ソロシンガーに徹してきた彼も、ここにきて やっとバンドに戻ってきた感があります。
音自体もシンプルでパーカッションの効果でラテンっぽい感じなのも従来のR&B メインの音から大きな変化です。
前作のような一般受けする、あるいはチャートが狙えるかのような路線ではく、 判る人が判ってくれればいいとでもいうサウンド。
そうした、覚めた雰囲気がいかにもウィンウッドらしくて、いい音ながらなんとなく 違和感も感じていた前作からするとワタシにとっては大絶賛せずにいられない アルバムです。

Steve Winwood
Live@Fuji Rock
27th July, 2003

そのウィンウッドが久しぶりに来日するというので、見てきました。
フジロックフェス。
フジロックなのになぜか苗場というワタシからするとかなり厳しい場所。
しかし、次にいつ来日するかも判らない人ですから、見に行ってきました。
1曲目は何故か、アレンジを変えたパーリークィーン、オープニングでまずはノセて おこうという感じ。
後は新譜から何曲か続いて、マンドリンで、Back In The High Life。
マンドリンソロを長くやってくれて、大満足。
続いてウィンウッドがソニックブルーのストラトを持ってDear Mr.Fantasy。これがいい、 相方も隣で 大盛り上がり。
「キャー」とか奇声あげるは、こぶし突き上げてるは。(メタルじゃないって。)
スタッフがチェックしているはずにもかかわらず、ギターのチューニングがメロメロで、演奏中にチューニングしてました。これは残念。
ラストは、おなじみの Gimmi Some Lovin'。
相方いわく「気持ちよく帰ってもらえたかなぁ。」
ただ、最前列で盛り上がって体動いてたのは、私たち2人でしたし。
やっぱり、気持ちよく帰ってもらえると、次の来日にもつながる可能性は確かに あるでしょう。
時間は約1時間アンコールなしなので、恐らくバンドもやっと体が温まったであろう頃に 終わってしまい残念でしたが、大満足の1時間でもありました。
相方による、苗場道中記はこちら

 
Eric Clapton
Live@Hiroshima
15th November, 2003

クラプトンは前回2001年、大阪城ホール2列目正面という絶好の席で見て、 もうこれでクラプトンに関しては思い残すことはない、そう思ったものですが。
やはり、地元にくると見逃すわけにいきません。
地元にはめったに来ない人だけにチケット争奪は熾烈を極めたようで、人伝に 確保してもらった席はステージを斜め後ろから見る(しかし距離的には近い)という、 あまり経験のない場所。
しかし、そのおかげでスタッフがギターに単三電池をセットする様子など見ることが できました。
メンバー全員(ガッド除く)スーツで登場したのには驚きましたが、もっと驚くことに、 Bell Bottom Blues などほぼ全曲立ちっぱなし、休憩なしのエレクトリックバージョン。
聞くところによると、この構成は広島だけだったようです。
演奏もブルース中心で、既存曲もどことなくブルージーなアレンジで前回のリラックスした 雰囲気とは大きく異なるサウンド。
音的には間違いなくこのほうが正解で大満足。
曲数も今回のツアーで最多の27曲。
ワタシにとってのクラプトンは、ある時ふっとどうしても食べたくなるラーメンのような ものだと悟りました。
で、食べると思わず言ってしまうんですよね、「いやぁ、やっぱりここのはうまいなぁ。」

Eileen Ivers & Immigrant Soul
(Musical Bridge Inc. VIVO-201)
 

ブルーのエレクトリックバイオリンを弾くトラッド系のフィドラー。
この人は以前から、Jazzっぽいアレンジでトラッドを演奏したりしていましたが、このアルバムの 1曲目は「こう来たか!」とヒザポンものの意表をつかれたソウルトラッドとでもいう音。
ボーカルのハリのある声が圧巻。
その他の曲もカリブ(?)っぽかったりアフリカっぽかったりしますが、それをうまく Ireland 辺りのトラッド風に違和感なくまとめているのが素晴らしい。

     
     
     
     

email:katsuya@suehira.com   Music Junkbox Top Page