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Title |
Artist |
Label&Number |
Year |
Continental Drifters | Blue Rose BLU CD0064 | 1999 | |
Spinal Tap | MCA Records MCAD-10514 | 1992 | |
Spiritual Beggars | Victor Entertainment, inc., Japan VCP-61008 | 2000 | |
Romane | Iris Musique 3001 821 | 1999 | |
firebird | Toy's Factory TFCK-87203 | 1999 | |
Morphine | Rykodisk VACK1181 | 2000 | |
Degung Parahyangan | PT.GEMA NADA PERTIWI CMNP-191 | 1995 | |
Steve Vai | SME Records SRCS 8977 | 1999 | |
Previous Issue |
Vermilion(Blue Rose BLU CD0064) Go To Index | ||
このバンド、音は典型的なアメリカンロックサウンドで、どこかで聞いたような曲の展開といい、ハーモニーといい、特にどうということはありません。でもって、acoustic guitar, mandolin, tamborine, drum, vocal を担当しているのが Susan Cowsill という女性です。この名前でピンときた人は、是非サウンドサンプルも試してみてください。そうです。60年代末から70年代にかけて、家族バンドとして人気のあった Cowsilsのメンバーだった人です。いやぁ、懐かしいです。音楽活動を続けていて、ひょんなことで再開できたのが何となく嬉しくて紹介してみました。Sound Sample | ||
ちなみに、これがその Cowsils の「空飛ぶ心」(We Can Fly):MGM records DM-1150(日本グラモフォン)のシングル盤です。今聞いても中々いいです。1968/02/03付キャッシュボックス25位。ポップで若々しくて爽やかで。一番のヒット曲は「雨に消えた初恋」(The Rain, The Park & Other Things、1967/11/11付キャッシュボックス4位)かも知れませんが、この一番前に写っている少女が Susan Cowsill だと思い(違っていたらすみません。)、こちらを選んでみました。ライナーに書いてあるプロフィールによると、年長者は私とほぼ同年齢なんですねぇ。今どうしてるんでしょうか。 |
Break Like the Wind(MCA Records MCAD-10514) Go To Index | |
ジャケットはどことなくメタルバンドっぽいですが、元々は1984年の同名映画のためのバンド。映画は、冒頭「犬が台所を走り回るCMを撮影した」という監督が、バンドとの出会いや撮影することになったきっかけについて語ります。が、これも映画の一部。ツアーに同行した監督がメンバーのインタビュー、レコード会社、マネージャー、メンバー間のトラブル、ステージの映像等をドキュメンタリー風にまとめたもので、映像も画質も含めそれっぽくて、知らずに見ると本物かと思う。しかし、2人目のドラマーがゲロを詰まらせて死んだという怪しげなエピソードやストーリー全体で重要なポイントとなっている出来事も実在の「あの」バンドの「あの」話とそっくり。最後も、あっと驚くというかトホホな仕掛けもあって、とてもよくできた映画です。一見の価値あり。映画の中でのバンドの音楽の変遷も見もの。で、このアルバムには、Jeff Beck,Steve Lukather,Joe Satoriani,Cher,Timothy.B.Schmit,Tommy Founderburk,Waddy Wachtel,Dweezil Zappa,Nicky Hopkinsなどがクレジットされています。Producer は曲によってそれぞれですが、Danny Kortchmar,Steve Lucather,T-Bone Burnettなど。う〜む。Sound SampleサントラのSound Sample |
Ad Astra(Victor Entertainment, inc., Japan VCP-61008) Go To Index | |
Arch Enemy の兄弟ギタリストの兄、Michael Amottのバンドの新譜。前作はかなりワザとらしく70年代風サウンドを狙っていて、そのクサさとリズムのうねり具合が気持ちよかったんですが、今回はそういった遊び感覚のない本気の音。重く厚い音なのにドライブ感も十分、バックに回ると重く、ソロになるとシャープで思いっきりのいいギター、うねるオルガン、パワーのあるドラム、これらに対抗して埋もれないボーカルとそれぞれのパートの存在感がありながらバンドとしての密度もしっかり保っている。70年代ハードロック風からデス寄りの曲、ジャケットデザインのイメージのサイケっぽいものと曲もよくできていて、聞き込める。 |
Impaire&Valse(Iris Musique 3001 821) Go To Index | |
New Quintette Du Hot Club De FranceのギタリストRomaneのソロアルバム。ギターとベースによるシンプルな演奏ながら、コードワークとソロのバランスがよく、ジャンゴ・ラインハルトにも通じる、ジプシー風な部分と、いかにもフランス風なイメージのジャズ(といっていいんでしょう。)。とにかく品がよくて、さわやかで、今の季節車載に最適。このCD、11曲なんですが、12曲目〜20曲までがマイナスワンになっています。これだけならありがちですが、更にCDをコンピューターのCD-ROMドライブにセットして、収録曲をクリックすると楽譜がプリントできるようになっているのが目新しいところ。楽譜を見たから弾けるって訳じゃありませんが、部分的にでもマスターして気分を味わうことは可能そう。 |
firebird(Toy's Factory TFCK-87203) Go To Index | |
元 Carcass のギタリスト、Bill SteerがVocalとGuitarを担当するバンド。Drumsは同じく Carcass 出身のMichale Amottがリーダーを務める Spiritual Beggars からJohannes Wが起用されています。で、70年代っぽいサウンドというので大いに期待して買った1枚。でも、これ、Spiritual Beggars のような厚みのある、デスにも通じる暗さのあるサウンドを期待したら肩透かし。70年代初期のB級ハードロックバンドの再現。ボーカルもどことなく頼りないし、ギターのリフで曲を引っ張りソロを混ぜるという聞き慣れたパターン。トリオ構成らしいシンプルな音。決して凄いバンドではないし、じっくり聞けるバンドでもありませんが、車の中などで聞くとこれが意外といい。 |
The Night(Rykodisk VACK1181) Go To Index | |
名前だけは前から知っている、その程度のバンドす。ドラムス、バリトンサックス、2弦ベースというトリオ構成。アルバムタイトルそのままの暗く重く沈んだジャジーかつ曲によってはエスニックな雰囲気もある一言では語れない音。にもかかわらず、音に芯があってパワーもあり決して脱力した音ではありません。更にオルガン(ジョン・メデスキー)やピアノ、女性コーラス等が加わり音に厚みがあります。曲によっては音の組み立て方にアイランドの頃のクリムゾンのような雰囲気も少しだけ感じました。聞き流すことのできない、引き込まれるようなアルバムです。 Sound Sample |
Degung For Christmas(PT.GEMA NADA PERTIW CMNP-191) Go To Index | |
毎年、この時期になると Indonesia のミュージシャンによるクリスマスソングアルバムを紹介するのが恒例のようになってきました。去年は竹の楽器 Angklung と Kolintang によるほのぼのとしたアルバムを紹介しましたが、今年は West Java のGamelan による、ちょっと静かで神秘的な響きも感じられるアルバムです。とはいっても、ガムランのみではなく、木琴風の楽器やメロディーを奏でる笛や太鼓もあって決して聞きづらくなく、ほのぼのとした雰囲気があるのは、このシリーズ共通。裏のジャケットには使われている楽器の写真などもあるのも興味深い。丁寧に作られていて好感が持てます。こんな感じのクリスマスも。 |
The Ultra Zone(SME Records SRCS 8977) Go To Index | |
なにを今頃、と思われるかもしれませんが、ずっと車のチェンジャーに入れて愛聴していました。実のところ、VAIの近作の詰め込めるだけ音を詰め込むという流れと曲調に若干食傷気味でした。そんなわけで、このアルバムもそれ程の期待なしに聴いたのですが……。今までの集大成という感じで、Flexable(Flex-Able)的な遊びもあり飽きさせません。打ち込み主体らしいバックよりテクニシャンを集めた方が好きという方もいらっしゃるでしょうが(ワタシも打ち込みバックはどちらかというと苦手。)、このアルバムに関しては、音に隙間を持たせ、すっきりと締まった仕上がりになり、十分効果を発揮しています。ライブは凄くよかったものの、スタジオ盤の完成度で比較すれば、同じ打ち込みを使った
Jeff Beck のアルバムよりこちらが好きです。 Sound Sample |