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What's New | Steve Winwood | Now Hear This! | Yonin-Bayashi | Special |
M*C Connection | Katsutoshi Morizono | Gong 2000 | Links |
Title |
Artist |
Label&Number |
Year |
BAMBOO for Christmas | V.A. |
PT.GEMA NADA PERTIWI CMNP-224 | 1996 |
Sha'aban Yahya |
CELESTIAL COURT CR 92003 |
1992 | |
MAMA KEITA |
NIGHT&DAY NDCD 046 |
1997 | |
ELEKTRA 7559-62247-2 |
1998 | ||
The Panda Gang |
Quattro Label QTCY2114 |
1998 |
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Cyberphonic 160032 |
1998 |
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Mitchell Froom |
Atlantic 83102-2 |
1998 |
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Nat Myria Benedetti |
MGA G 059006 |
1997 |
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BAMBOO for Christmas(PT.GEMA NADA PERTIWI CMNP-224)Go To Index | |
Indonesia ものが2枚続きますが、クリスマスソング集です。これはちょうど去年の今ごろ紹介したアルバム Christmas In BALI の姉妹編のような感じですが、こちらは竹の楽器 Angklung と Kolintang がメインです。Angklungはジャケット写真を見ていただけると、多分ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。手に持って揺するとカラカラと音がする楽器です。曲はもう1枚と同様おなじみのこんな曲やあんな曲ばかりで、しかもちゃんとインドネシア風なアレンジになっているところはさすが。イスラム教徒が多いインドネシアでクリスマスというのもなんですが、いかにも南国を思わせる2つの楽器が自然に曲にマッチして、なんとも暖かでほんわかとしたクリスマス。おすすめ。 |
Return to Jogja(CELESTIAL COURT CR 92003)Go To Index | |
Indonesia の New Age といった感じで、キーボード、サンプリングを使ってデジタルレコーディングされたというのは1992年ということもあって、この国では珍しいのかもしれない。内容的にも、例えばエンヤがアイルランドの音を取り入れたように、音的にはスリンやクンダン、ガムラン風な音を使い楽曲的にもインドネシア色が強い。また、曲自体も非常にシンプルに作り上げているのが、かえって雰囲気を伝えているように思う。 |
Denilou(NIGHT&DAY NDCD 046)Go To Index | |
Maliの女性ボーカリスト。詳しい経歴など知らないのですが、現在はパリを中心に活動しているらしい。今まで聞いたアフリカの女性ボーカルは力強いタイプが殆どでしたが、この人は低く柔らかい、ちょっとハスキーな声の囁き系といってもいい落ち着いた雰囲気。演奏はラテンの雰囲気がありますが、メロディにはアフリカらさしさが感じられます。歌・演奏共に特にうまいというわけではないが、シンプルかつ自然で一気に聞いてしまいました。これはいい。 |
How Does Your Garden Grow?(ELEKTRA 7559-62247-2)Go To Index | |
New OrleansのTrio。ケースに貼ってあったシールにはU2やレイディオヘッドに似てる云々書いてあったけど、そうは思わない。ここしばらくイギリスの音を聞いていたせいか、なんかリズムが凄くタイトで気持ちいい。基本的にはトリオ構成でトランペット、トロンボーン、バイブ、Rohds
が程よくブレンドされて、ちょっとポップで暗さのあるボーカルといいバランスを保っています。メンバー全員にVCS3という懐かしいアナログシンセがクレジットされて、曲の中でもチープだったり、かつてカーヴドエアーがやっていたように音声を通してみたりと、ちょっとしたアクセントになっています。2曲目の
One More Murder は XFILES The Movie の Soundtrack にも収録。 Sound Sample |
For a rainy day(Quattro Label QTCY2114)Go To Index | |
EnglandのTrio構成のバンド。CDNOWを見ても日本盤しかありませんでした。試聴の結果で買ったんですが、いまどきのイギリスには珍しく、トリオ構成そのままのスカスカの音。心地よい音にはある程度の「空」な部分が必要な私にはぴったり。ちょっとブルーアイドソウル、ちょっとポップ。新人バンドとは思えない落ち着きがあって控えめなHammondやTrumpetなども含めたバランスがまた心地よい。間違いなく今年のベスト10に選びます。ただし、1stからこれくらい出来上がっているバンドで2nd以降もよかったというのは余りないので、将来性には不安あり。 |
Spice Debut Streaming A Gig In The Ether(Cyberphonic 160032)Go To Index | |
今年(1998年)6月にインターネットで中継されたスタジオライブが7500枚限定、通信販売のみでリリースされました。予告どおり、スペシャルカバーになっていて、通常のCDケースの外にビニールのカバーがついています。これは中が中空になっていて、ご覧のように液体とジャケットにも描かれている3匹の魚が入っているというもので、これをCDに被せるとこんな感じになります。アルバム未収録曲を含む約77分の大作です。収録曲リストはこちら。いかにもライブらしくストレートな音質ですが、演奏は安定していて最新作では少し影を潜めたスピード感も十分あるし、これを店頭販売しないというのはもったいない。価格は送料込で14.99ポンド。 |
Dopamine(Atlantic 83102-2)Go To Index | |
Elvis Costero、Suzanne Vega、Ron
Sexsmith、Los Lobos
等のプロデューサー Mitchell Froom
のデビューアルバム。中近東から地中海を経てパリに至る、といった感じの無国籍なサウンドが次々に展開しますが、所謂ワールドミュージック(死語)的な音ではなく、いろんなタイプの音楽のスタイルを借りつつジャズの雰囲気も加えまとめられていて、どれもきっちりとそつのない仕上がりは、さすがプロデューサーのアルバムってとこでしょうか。Suzanne
Vega、Sheryl Crow、Ron Sexsmith、David Hidalgo
などがボーカルで参加し、本人はあくまで演奏とプロデュースに徹しています。 Sound Sample |
(MGA G 059006)Go To Index | |
Thailand のアイドルのデビューアルバム。雰囲気がどこか違うのが判るかもしれませんが、イタリア人とタイ人の両親を持つそうです。ポップス系の女性シンガーというと、クリスティナーが知られていますが、この人は彼女のような本格派の雰囲気ではなく、どことなくアジア的無国籍さと、ちょっと緩いところがあるのがかえって親近感を覚えます。しかし、このジャンルもアレンジやコーラスの使い方など、音作りが確実にうまくなっています。(その分つまらないという人もいるのでしょうが。)新譜もリリースされていますが、是非映像を見てみたいものです。 |
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