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What's New | Steve Winwood | Now Hear This! | Yonin-Bayashi | Special |
M*C Connection | Katsutoshi Morizono | Gong 2000 | Links |
Title |
Artist |
Label&Number |
Year |
BERNARD BUTLER |
Sony Music Entertainment(UK) 489726 |
1998 |
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央金瑪 voices from the sky | UFOCO GROUP 0630 18768-2 | 1997 |
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Marc Johnson |
Verve 539 299-2 |
1998 |
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Jo Yun |
Si-Wan Records SRMK 0003 |
1996 |
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Strangers |
HNCD-016 |
1993 |
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Stigmata | TOY'S FACTORY TFCK-87149 |
1998 |
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PROJECT TWO |
Discipline DGM9801A/B |
1998 |
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VA |
TYRONE PRODUCTIONS TYR 003 |
???? |
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Previous Issue | Next Issue |
PEOPLE MOVE ON(Sony Music Entertainment(UK) 489726)Go To Index | |
元 suedeとか。元々バンドの方はよく知らないので、このアルバムとの共通性など判りませんが、70年代初め(72年頃)のSSW風のサウンドをベースに、イギリス的なポップさや、暗さ、湿り気を併せ持ったサウンド。ボーカルは頼りない感じだけど、1曲1曲しっかりと作られていて全体の聴き応えは十分あるし、バラエティに富んだ曲で飽きさせない、いいアルバムです。
Sound Sample |
央金瑪 voices from the sky(UFOCO GROUP 0630 18768-2)Go To Index | |
中国出身のミュージシャン、Dadawa、彼女の音楽をどう表現すればよいのか適当な言葉が見つかりませんが、あえて言うなら「もし、Enya
と Kate Bush
が中国人で、いっしょにアルバムを作ったら」という感じでしょうか。中近東やインド辺りの雰囲気もあるシンプルで静かな演奏に、個性的かつ印象深いボーカルというかヴォイスがフリーフォームな感じで加わります。そういえば、中国にやはりエンヤ風な「黄孩子」(Yellow
Children)というユニットがあったのを思い出しインターネットを検索してみたら、ここのボーカルが朱哲琴ことDadawaでした。プロデューサーは彼女の主人でもある何訓田。ここに彼女に関する情報があります。 Sound Sample |
The Sound of Summer Running(Verve 539 299-2)Go To Index | |
ベーシストの Marc Johnson のアルバム。ギターで Pat Metheny と Bill
Frisell
が参加しています。サウンド的にはタイトルどおり、これから夏に向けてピッタリ。リラックスしているというか脱力感漂う演奏、そういう音が暑く晴れた日には合います。全体的な雰囲気はパット・メセニーのソロアルバム
New Chautauqua
風で、こういうスタイルでの演奏ならビル・フリーゼルに比べて圧倒的な存在感があります。エアコンを効かせた車で聴くにも最適。今年の夏はこれで乗り切れるか?(んなことはないでしょうが。) Sound Sample はこちら。 |
Moebius Trip(Si-Wan Records SRMK 0003)Go To Index | |
そして、こちらがもう1枚のアルバム。マルチプレーヤーが演奏するプログレです。ギターの使い方などは中々面白いのですが、キーボードと打ち込みのベースラインが今ひとつ単調なのが残念。やはりこの人に限らず1人のミュージシャンが全楽器を演奏するというのは限界があります。特にこのようなジャンルでは演奏の比重が大きいだけに、できればバンドで演奏して欲しかった。最近はフロイド風やジェネシス風バンドが多い中で、そういう既成のプログレにとらわれない独自のスタイルに好感が持てるだけにもったいない。全体にSE、ヴォイス、歌、演奏が一体となった映像的な音。彼によると、韓国では70年代からプログレ、ハードロック、サイケには規制があって、やっとプログレとして聞けるアルバムが登場したのがこれで、最初の1歩になるような、そういう意味合いのアルバムなんだそうです。外側のジャケットを開くと中に三角形が4つ折り畳まれていて、これを組み立てるとピラミッドになるという限定大判ジャケット入り。 |
1st album(HNCD-016)Go To Index | |
四人囃子のページを見てメールをくれた韓国の人とCDを交換してみました。なにぶんにも韓国のロックの情報が全くないため、とりあえず彼のお薦めのアルバムを送ってもらった内の1枚。女性に2人、男性3人のコーラスグループで、マンハッタン・トランスファーを思わせるコーラスが中々いい。特に1人の女性ボーカルはちょっとハスキーで柔らかく太い中々いい声で、歌もうまい。何しろ全部ハングルなので読めないのですが、彼によるとこの人は SoRa Lee といって当時無名だったらしいですが、このアルバム以降人気が出てソロアルバムも3枚あるそうです。日本語を含め非英語のこういったジャンルは言葉がどの程度メロディーに乗るかっていうのも興味あるところですが、なめらかでボサノバなどはとてもアジアの言葉で歌っているとは思えないくらい合っています。車載にも最適。 |
Stigmata(TOY'S FACTORY TFCK-87149)Go To Index | |
以前 Spiritual Beggars を紹介したときに書いた Amott 兄弟の別ユニットがこのバンドです。Spiritual Beggarsは70年代のサウンドにデスメタルの雰囲気を絡めた感じでしたが、こちらはまさにデスメタル。但し、全くの無機質なものではなく兄弟のツインリードがメランコリックなハーモニーやリフを聴かせます。これがいわゆる「デス声」と見事なコントラストを作り出していて、元々この「デス声」には馴染めないだろうと思い続けていた私もすぐに受け入れることができました。何でもこういうのをメロディックデスというのだそうです。更に、ギターソロやリズムにもかなり小技が効いていて繰り返し聴いても飽きさせないし、益々ハマります。最後にあっと驚くような仕掛け(というほどのものではありませんが)もあります。 |
Space Groove(Discipline DGM9801A/B)Go To Index | |
Robert Fripp、Adrian Belew、Trey Gunnの3人によるプロジェクトで、その名前もプロジェクト2。弦3人で何やるのかと思ったら
Belew
はドラムス担当で、ちゃんとトリオになっているというわけ。輸入盤を買ったので2枚のうち1枚目は38分という短い時間ながら例によって映像が納められています。お馴染みのディシプリンのカタログ映像でがっかり。音の方は全体にアンビエントな雰囲気で、Space
Groove
というタイトルの1枚目がいいです。2人の単調なリズムに乗ってフリップ師がギター、シンセのピアノ、バイブ、オルガンなどと好き放題弾きまくるというもので、こういうのが大好きな私は十分楽しめましたが、だめな人も多いでしょう。クリムゾンのユニットを分割したこうした活動が次のアルバムにつながるのだそうで、個人的には大いに期待しています。 Sound Sample |
gael force(TYRONE PRODUCTIONS TYR 003)Go To Index | |
Irelandのトラッド系アーティスト総出演、という感じの Video。髪の毛が長くなって表情も軟らかくなった Sinead O'Connor が印象的。The Cieftainsと競演している Leahy というバンドが新鮮。ドライブ感抜群の Trad 'n' Rock を聞かせるかと思うと、メンバー全員で Irish Dance を披露。コラとパーカッションとトラッドバンドの組合せという興味を感じさせた Afro Celt Sound System は結局単に組合せの面白さに終わっているのが残念。もちろん正規盤ですが画質も音質もよく、トラッドといっても懐古趣味的なものではなく、現在のミュージシャンがそれぞれのスタイルで演奏していて、必ずしも本来の意味でのトラッドでないものも多いので、アイルランドのトラッド系音楽へのガイドとしてもおすすめ。The Songs & The Musicians。 |